オリジナル家具をご覧下さい

仕事が少し暇になったときに練習もかねてオリジナルの家具を開発する時があります。

栃木県にはマロニエデザイン賞というのがあって、幾つかその賞を頂いています。
この中ではゾウさんデスクセットと右下の間仕切り家具が頂いています。

ゾウさんデスクセットは、実施設計での側面図をシルエットにすると結構可愛らしかったので一時期弊社のシンボルマークにしていました。

間仕切り家具は、運送面も考えワンタッチ式の組立式で、両面使いの機能を有し、その機能を司る幾つかのボックスが、様々な表情を作れるという多機能収納&飾り棚&間仕切り家具になっています。

アームチェアはクルミの木で製作。デスクは欅の杢目、所謂銘木柄で製作していて、一品ものとしては最高級の材量であり、それに見合った仕口で製作しています。

和食屋さんのリフォーム

食堂うめ野様の看板空間だったカウンター席のリフォームです。
リフォーム前はこんな感じ

次世代に繋ぐためのリフォームです。

お客様の形態に合わせた3種の客席に作り替えました。

一人でもゆったりと食事の出来るカウンター席

ご家族でお越しの為の3つの4人席ブース

10人程度までのお客様に楽しんで頂くための準個室

 

シーンに合わせてご利用下さい。

和食屋さんですが、テイストは素材で和を表したつもり。
手に触れるところは全て無垢材
全て弊社の材料を利用しています。厚さ60mmのほぼ一枚板の欅材をお楽しみ下さい。

全てのテーブルでガスコンセントを設置してます。
寒い季節のふぐナベ最高です。

和室をリフォームして読書室に!

一般的な和室を読書室としてリフォーム。

リフォーム前でもとても素敵な和室でしたが、暮らしの実情に合ったお部屋にしたいという事で依頼を受けました。

リフォームして押入側は奥に単行本用の本棚、手前はCDレコード用のオープン棚。と二重構造にしてとにかく所蔵できる単行本の量を増やすことに主眼を置きました。
45センチの奥行き床の間部分は2連の文庫本用本棚。

イメージは、昨年開店のお手伝いをしたコパンさん。コパン風にして下さいとのご要望でこんな感じになりました。

で、書籍とCDが納まった図。完成の図はこんな感じです。

お部屋の改装も致します。

お気軽にご相談下さいね。

ダイニングテーブル製作中

75mmのチーク無垢を2枚剥ぎして4メートル×1.2メートルのダイニングテーブルを製作中。

よく見ると縦方向に8mmほどの捻れと反りが有りそれらを強制してまっすぐにする必要があります。そこで弊社の新兵器が威力を発揮するのでした。

太平洋戦争時に飛行機の材料であるジュラルミンを削る機械を木工用に改造した弊社の秘密兵器です。ウチの手作り職人よろしく恐ろしくマニュファクチャリングな機械です。

それでも、人の手でカンナであくせくやるよりは、遙かに楽に早く正確にできる機会なのでした。材に当てる刃物の深さやスピードの強弱などそれなりに熟練の必要な機械です。ちなみに、世界でウチにしかない機械です。

でも、技術は進化しているのも事実です。先端の機械があります。材を上と下と挟み込み高周波を当ててまっすぐ矯正してしまう機械があります。これだと、削る必要がないのでそのままの厚さを損なうことなく材を活かすことができるのです。ものすごく高価ですが、まさに時代は変わっているわけです。

でも、50万で買ったウチの機械は、肌触り、ぬくもりを感じることができる愛着ある機械なのでした。

カエデ総無垢、ニカワで作ったスピーカーボックス

1952年(昭和27年)に世に出、神格化された異端の名作Goodmans AXION80という24センチフルレンジスピーカーユニットを一台に4つも取り付けたお化けスピーカーを8ヶ月かけて製作。ニカワで接着しただけのスピーカー。

これがどれほど難しい仕事であるか。わかる人にしかわからないのでありました!

サイズは、W742.2mm×D465mm×H1520mm

こんな仕事を引き受けた私は真の大馬鹿者です。

襖に烏山和紙。そして梅文様の引手

存在感を出したくて空間に凝るのではなく、建具に焦点を当てました。

烏山和紙は一つの襖に対し3枚剥ぎとなっています。2センチほど重ね合わせ、ご覧の通り最下部はコバルトブルーの顔料をグラデーションしました。福の紙の喜島氏によれば那須楮(なすこうぞ)は日本最高の和紙原料であり、この那須楮で襖の紙を漉くことほど贅沢なものは無いそうです。本物は時間が経つにるレ白さが増してくるのだそうです。そうなるのが楽しみです。

引手金物もとってもお洒落なんです。わざわざ、京都迎賓館でも使用された襖金物店から『梅』文様の襖金物を取り寄せて取り付けた襖です。

可愛いでしょ!

うめ野さま お部屋紹介 その3

こんばんは

うめ野様お部屋紹介の3回目です。

6畳間を3部屋ぶち抜きで作り直した和室です。

床は桐材。堀も作って床暖房も設置して居心地の良さを追求しました。
框、枠はヒノキ材もちろん無節。座卓もヒノキの無垢。

壁は漆喰風の珪藻土。天井は和紙。
空間は、ただ、大壁にしただけです。
天井中央にある造作物は天井を照らすための間接照明とテーブルに展開される料理を美しく照らすための直接光を設置するための装置です。

その中で一際存在感を見せているのは、襖と屏風に描かれている鮮やかなコバルトブルーです。岩絵の具を丁寧に塗り重ねグラデーションを作って頂きました。ベースは地元の伝統工芸『烏山和紙』を採用。福の紙の喜島氏にお骨折り頂きまとめて頂きました。
四曲一隻の屏風も、関東では唯一の屏風専門店で本物の屏風を特注致しました。

微妙な素材の醸し出す色合いがこの襖の鮮やかなコバルトブルーで上品で美しい空間を作ることが出来ました。

是非一度このお部屋でおくつろぎ下さい。

 

和風食堂うめ野さま お部屋紹介 その2

昨日ご紹介した10人席コーナーの手前は、通路を挟んで二つのコーナーがあります。

実はここの場所は、すべて土足厳禁です。フローリングの風合いがとても良かったので急きょその様になりました。ちなみにフローリング材種はチェスナット、日本で言う栗の木です。チェスナットを荒く挽き多少の逆目や波打は無視して廉価に仕上げたものです。この波打の脚触りが意外に良く土禁でいこうとなりました。

さて、通路を挟んで窓際には、欅の一枚板を3連並べたカウンターになっています。
2メートルの長さに対しペアでゆっくりと食事を楽しむことが出来ます。ガスコンセントも完備しているので気軽に鍋もOKです。

一方通路北側は4人席の簡易的に仕切ったブースが3つあります。ゆったりくつろげる空間を白樺のシルエットと間接照明とで演出してみました。

既存の空調設備を利用する関係で完全に仕切ることが難しく、どう自然な感じで表現するかがポイントでした。

目線を遮り、かつ、空調機能を満足させる高さを1650とし、この高さ以上の空間を空気が流通するスペースとして確保すると同時に、何らかの設えで空間を和ませたいと知恵を絞ったのが白樺シルエットでした。和風とは異なるかもしれませんが、松やうめのシルエットはちょっとお洒落じゃないなと感じあえての決断でした。

白樺シルエットは、厚さ12mmのMDFをレーザーで切り抜く作業を行いました。モチーフは、日光戦場ヶ原の白樺林です。ここぞというシチュエーションをカメラに摂り画像をなぞってシルエットにしレーザーで出力しました。画像を製作している傍らで鳥やリスなどの動物のシルエットも仲間に入れ子供達にも楽しんでいただけたらと一手間加えました。
それらを粒子の粗い塗料で粉っぽい塗装をして完成です。

反対のラブカウンターと通路を仕切るパーティションにも同じシルエットで遮りました。できるだけ空気をまわしたいのと、外からの見えも意識し天井と床をワイヤーで吊って空中に浮いているような演出をしました。また、足下に照明を埋込リズムを作ったのですが、効果のメンではイマイチかも(;O;)

4人ブースに使用した材はタモの柾目です。斜めに貼り分けリズムを出しました。背もたれの高さを1350mmと少々高めにし座ったときの顔がせもたれよりも上に来ることで椅子の存在感を出しました。

テーブルは、もちろん欅です。反対側の欅の兄弟です。ここにもガスを設備し気軽に鍋ができるようになっています。

それぞれの雰囲気の違うコーナーで、思い思いにおくつろぎ下さい。

和風食堂うめ野様のお部屋紹介 10人席

うめ野様のお部屋紹介その1

旧カウンター席だったところの一番西側の席は個室になります。

タモ柾目のベンチシートとケヤキ無垢のテーブルでまとめました。

天井には照明が一切ありません。タモ材で造作した擬似梁に配線ダクトを設置してプラグ式のペンダントを設置しました。

2台のテーブルを合わせると10人席となり小グループでの宴会が可能となります。

建具は、タモ材で製作しました。擬似梁に絡ませています。

既存の空調をイカサなけらばならず、空気のが慣れを考えて1650mm以上の部分は空間として開けています。

 

置き去りの素材

悲しいかな、置き去りにされた素材。

彼らは欅(ケヤキ)のブロックです。加工すると下のような杢目が出てきます。綺麗でしょ!

とってもすばらしい杢目だけど時代は彼らを必要としません。
どうにか命を吹き込みたいのですが・・・・、自分の無能を嘆くばかりです。

でも、日本人で家具を扱い者達にとっては、木材の王様として君臨しています。
特に私(あと2年で還暦(^0^))よりも上の世代にとっては、神様級なのでした。

このキャビネットの相棒が下のデスクです。

写真が下手で天板がひかってしまい、すばらしい杢目を伝えられませんが、とってもすばらしい杢目なんですよ。

それでもって、これを私が使っているのでありました。良すぎて手放せませんでした。
事務所に来て頂ければご覧に入れることが出来ます。

興味のある方は是非遊びに来て下さいね♥