3.6メートル×1.8メートルの炬燵

時に思いもかけない依頼が舞い込みます。

ある土建屋さんの社長さんからの依頼です。

何かと集まる時に社員全員が入れる炬燵を作ってほしいとの事。

下の写真。撮り方が下手でスケール感がわかりませんが、畳を良くみてください。
短辺が下の畳一畳分なのがわかりますか。

3600×1800の炬燵

3.6メートル×1.8メートルの大きな炬燵です。

社員が16名+社長の合計17名。という事は、3600×1800も必要ではありませんか。

炬燵として作るには結構難しいな・・・。

頭をひねって無理矢理作ったのがこれです。炬燵の布団は社長が別に頼むとの事。

人が入れる高さと構造として成り立つ強度をどう確保するか。素材は欅。

欅なら固さにおいても風合いにおいても社長を満足できるだろうと。それでも桁行3.6メートルを飛ばす事は不可能です。

見ての通り、真ん中に布団で隠れる事を前提に、そして、人が入る部分を考慮に内側にセットバックした足をもうけました。

天板は、3.6メートル×15センチの単板を桐の集成材に両面張りしました。

桐の乾燥材は、反りや割れが少ない事から芯材にも適しているのではと考え

補足ですが、桐材は、アクが強いので、雨ざらしにして十分なアク抜きをします。

アク抜きが十分でないと、製品になってからでも紫色に変色します。

とりあえず、まだクレームはきてないから大丈夫なんだろうな。