I[_[Lb`

谷地だも無垢板が天板のオーダーメイドキッチン-その3

キッチン設計には、ある程度のルールがあります。

それは、天板と調理機器やシンクとの関係です。前回にも述べましたが、天板の厚みが機器との関わりにおいていろいろと規制します。目安は、40mmです。

ところで、様々なメーカーからキッチン用の便利なビルトイン用パーツや金物が売られています。
今は、オーダーキッチンでも既成のシステムキッチンに使用されているほぼ全ての部品をそろえることが可能です(各メーカーの特許品は別です。)

キッチンを考えるときに、最初に考えたいのがどんな部屋に置きたいかインテリア空間を意識することです。これによりキッチンデザインの方向性を、もしくはテイストを構築します。

DSC_7548

同時に機能のセグメントです。それは、どんなキッチングッズを入れるか、調理機器はどうするか、シンクは、水栓金具は、等々、機能を考えつつ、予算によっては削っても良い優先順位も考えていきます。

特に、デザインを優先したい場合は、IHや、ビルトインガスコンロに使用する魚焼き機の有無です。これが意外に個性的なため、既成のシステムキッチンぽくなってしまうことが間々あります。かといって、デザイン優先でやり過ぎにも注意が必要です。この辺のさじ加減が一つのポイントになります。

オーダーキッチン

このIHコンロには魚焼き機がありません。そうすることで天板の厚さを75mmにすることができます。左側は食器洗い乾燥機(Panasonic製)その向こうはスライドバスケット、シンク、スライドバスケットとなります。

DSC_7475
天板を無垢で作りたいと考える場合、天板の長さが非常に重要になります。4メートルを超える天板は見つかったとしても相当の高額を覚悟する必要があります。

オーダーキッチンを依頼するときは、まずはイメージをできるだけ具体的に描いてください。言葉やスケッチなどの他に、イメージ写真や、イメージに合致している雑誌の切り抜きなどを用意することでもけっこうです。そして、これを設計者にナントカして思いを伝えてください。そこから、私たちとともに、どんな機器を入れ、どんなモノを収納したいかを明確にしましょう。そんな中からお互いの信頼関係を構築し、予算を構築していきましょう。

オーダーの目安は、たとえば既成システムキッチンの定価くらいが目安になります。どうしても割高になりますよね。

でも、ここが出発点です。素材、機能や使い勝手の優先順位を整理して希望の予算に近づけるためのお手伝いを私たちがさせて頂きます。
できない場合もありますが、裏技も多く持ってますからそこら辺は個別対応と言うことでご理解くださいね。

こうして、思い通りのオーダーキッチン完成を目指して共同作業を進めていくのでした。

ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

ご縁があると良いですね。

谷地だも無垢板が天板のオーダーメイドキッチン-その2

一昨日の続きです。

この天板の厚みは75mmです。キッチンの場合様々な制約があります。

まず、IHヒーターや食器洗い乾燥機などは、ビルトインする天板の厚みを40mmに設定しているので75ミリ厚みでは納めることができません。

シンクも75mm厚さの間々アンダーシンクとして納めようとするとバランスの悪い見栄えのしないものができあがってしまいます。

そこで、様々な工夫が始まります。

DSC_7475

この天板は、一見一枚板に見えますが、作業側は、厚さ40mmに押さえています。また、反対側の方は、デザインを優先して75mmに見せています。全て無垢材ですが、必要な部分に必要な厚さの板にして反り止めをうまく配置しながら一枚の板に見せているのです。

けっこう手間がかかっているのですよ。

仕上げは、オリオ2というウレタン塗料とオイル樹脂の混じった特殊塗料を使用しています。塗装後はまるでオイル拭き仕上げのような仕上げになります。興味のある方は「オリオ2」で検索してみてください。かなりの高額ですけど。

次は、作業側のヒキダシなどをご覧頂きます。

谷地だも無垢板が天板のオーダーメイドキッチン

6月18日に製作途中のキッチンを投稿しましたが完成したものをご覧に入れることができませんでした。

このキッチンは、那須倶楽部様からの依頼で製作させて頂いたキッチンでしたが、引き渡し前に撮影ができず、那須倶楽部の河野さんからご無理を言って譲って頂いた写真です。

別件で忙殺され、撮るタイミングを逸しておりました。

DSC_7548

 

床の高低差を利用して機能的で質感の高いキッチンを作りました。

作業台としてのキッチン、スキップフロアに腰掛けるとダイニングテーブルになっているという仕掛けです。

天板は4メートルもの長さがあり、調理作業からホームパーティーへと様々に機能を変えることができます。しかも、空間と一体化しており、とても落ち着いた空間を作っています。