瀬戸内にて三日目。
谷口吉生さん設計の丸亀市猪熊源一郎現代美術館です。
ニューヨーク近代美術館を設計した方でもあり、村野藤吾賞を受賞した美術館でもあります。
丸亀駅で多摩美時代の悪友タバタ君と待ち合わせして見に行きました。作品はそっちのけで主に建物のディデールを見に。床、壁、天井の納まりや空間の移り変わり、同線と空間間の移ろい。絵と壁の関係をどう捉えているか。空調などの吹き出しや吹き出し口の考え方、処理など挙動不審の見学をしてきました。
短時間で限界がありますが、美術館を見せるためのあらゆる努力を惜しまず空間構成に感動しながら目的の地、松山に向かいました。
松山には、多摩美時代の友人が眠っています。十数年ぶりに仲間たちが集まり生前の懐かしい話に花を咲かせました。