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アール型キッチン完成の巻-最終

今回でアール型キッチンの紹介はおしまいです。

最後に隠しアイテムをご覧に入れます。

緊急用のガスコンロです。見た目も大切にしたいし、国産のモノで選択したかったのでリンナイのドロップインコンロを選びました。

今日も台風八号が息巻いてます。これからの時代緊急が日常になってしまうのでしょうか。そんな恐れを抱く不穏な情勢。電気オンリーでは不安です。水だって自家水完備なんです。

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良ーく見ると天板に切れ込みが入ってるのわかりますか。実はフタなんです。
これをはずすと下のようなコンロが現れます。

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一段下げてガスコンロとして機能するかとても心配でした。一口コンロということもあり何とか熱からの影響をもらわずに済みそうです。この部分だけはt1.5mmのステンレスヘアラインを使用しています。

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左は通常の水道水。右は井戸水。手前の凹みの中にあるのは左がコンセント。右は照明のスイッチです。前面の板に直接付けると味気ないので奥ゆかしく欠き込みを入れ一段下げてプレートを付けて頂きました。

これで、アール型キッチンのご紹介は終了です。

アール特有の性格を読み、ルールを決め、その範囲で無理せず配置していけば設計、製作は難しくはありません。天板やアールシンクは多少試行錯誤が必要ですが、二度目からは問題なくきれいなモノができると思います。

私たちは特注屋なので、同じモノを繰り返し作る機会はあまりありません。ただ、そこで経験した事を様々な違う場面で活かしていくことができます。

今回、このような貴重な体験をさせて頂けたこと、設計者様、オーナー様、建設会社様に感謝申し上げます。具体名はあえて避けています。お許しください。

ありがとうございました。

明日はカーテンについてです。

 

アール型キッチン完成の巻-その4

アール型キッチン紹介の4回目です。

問題の一つだったのは、天板の仕上げ材加工です。

厚さ10mmの人工大理石ですが、10mmそのままの厚さを出すことでシャープ感を出そうと考えたのですが、この大きさをどうやって製作し、どうやって取り付けるか、運搬も含め何から何まで問題にぶつかりました。

何せ、750mm×3650mmの基本サイズの材料を4枚も使用しないと形にならないとのこと。しかも、ジョイントがシンクを横切るとのことで非常に切り回しが難しいとの話でした。その後、いろいろ検討して頂きごらんのような天板に仕上げて頂くことができたわけです。

人工大理石の優れているところの一つは、ジョイントをほとんどわからなく修正できることがあります。ですから、相当に大胆な分割形状を考え、リスクのある部分でのジョイントを避けることができたわけです。

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また、シンクも重要な要素です。無理矢理円形のシンク製作を打診しました。いろいろなリスクを検証しながら無理な予算にならないように提案もいただき苦心の二層シンクが完成しました。

後に取り付けの段になったとき、予想以上に歪みがひどく再度調整をして頂きました。

キッチンは、いろいろなエレメントの集合体です。ですから、仕事は調整することといえるかもしれません。そこが難しいところであり楽しいところでもあります。

オーダーの醍醐味は形の自由さもありますが、様々な機器類を、好きなメーカーで取りそろえることができるところにも魅力を感じます。

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アール型キッチン完成の巻-その3

皆さんこんばんは

いつもご覧いただきありがとうございます。

今回で3回目です。アール型キッチンの作業スペース側をご覧いただきます。

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こーなってます。左から、上が引出。下が米びつ。2列目、3列目はシンク部分で引出と開き戸になってます。4列目はワイド60センチの食洗機。5列目が上は緊急時に使用できるようにガスコンロが加工のされています。下2段は引出。6列目は、IHヒーター。一番右はハーフェレというメーカーの引出式のバスケットが3段入ってます。

外形が正円なので、一つのモジュールを61.5センチと定め中5列分を均等に配置してます。両サイドは、35センチのエンドモジュールにしてサイズ調整をしました。

これらの基本の中で上記のような機能を分配しました。

上に目をやるとなにやら黒い垂れ壁があります。これは、鉄粉を塗りつけマグネットを付けることができる機能を持たせてます。チャコールグレーが意外にアクセントになっていたのでこのまま仕上げにしようということになりました。

真ん中のレンジフードはクリナップの洗エールという自分で自動で内部の掃除をしてくれるという優れものです。単品売りはしていませんでしたが、最近できるようになったと伺い、購入しました。

明日は、天板とシンクについてお話しします。

アール型キッチン完成の巻-その2

別の角度から見たキッチンです。

正面は、両サイドのエンドパネル。次の両サイドにある引出ユニット。そして、中央のディスプレイユニットの5つに分かれています。

中央のユニットにジョイントは禁物です。この中央ユニットは4.8m。現存する下地材は4mしかありません。どうしてもジョイントしなければならない部分を細心の注意を払いながらの塗装です。

エンドパネルは、厚さ1.2mmボンデ鋼板を使用し、プライマーを塗って他のボディーに塗装した同様の塗料で仕上げています。要は、磁石が付けられるわけです。

アール型キッチン

上部の下がり天井と下がり壁も弊社の造作物です。部品を工場で作ってきて現場付けしたものです。仕上げの塗装は別の工事です。腕利きの職人さんの手で、とてもきれいな仕上がりに感動です。

床の左奥を見てください。このキッチンの巾木ラインに沿って仕上げを分けています。キッチン作業側はタイル仕上げ、手前のフローリングがタモ材になっています。この見切り材も当然アール型で、タモ材を削り出ししました。

アールがやっかいなのは、こうやって、キッチン本体だけで済まないことが間々あることです。困ったときの何とやらとおだてられ、全て弊社で作る羽目に・・・。有難いことではありますが、予定がにわかにずれていき、心配で寝不足になる毎日を送ることに・・・。

でも、有難いことです・・・・。(^_^;)

明日は、後ろ側をご覧に入れますね♡

PS それにしてもオランダVSコスタリカ戦はすごかった!

アール型キッチン完成しました。

アール型キッチンの完成です。

半径2917mm 円弧の長さ5640mm  弦の長さ4800mm 本体の奥行き900mm
高さ900mm どれも規格外のキッチンです。

私たちのノウハウ、技術を集結して作成したキッチンです。

少しずつご覧に入れますね。

まずは全体から。

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