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存在を隠すテレビ台

テレビを見せたくないときもあります。

ちょっと変わった見せない方法。パネルを上下にスライドさせてテレビを隠す方法。上下の扉が連動して開閉します。扉が閉まった状態だとちょっとした飾り棚になります。

周りの環境が窓のため所謂AVボードでは重く感じてしまいます。そこでこんな感じのことを考えました。

AVボード-3

AVボード-2上の写真を見ての通り吹抜の天井まで繋がる大きなトリムも含めAVボードです。ほぼ造作に近い状態です。

上部にあるオブジェは、故横井弘氏の作品です。無名の作家さんでしたが、空間感のある作品が好きでした。

AVボード-1

AVボード-4腰下に最低限の機材が格納できるキャビネットを設置しました。

趣味を楽しむ造付家具

趣味を楽しむための飾り棚です。

ロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートを全てフェイスアウトディスプレイできる飾り棚をリビングルームの壁一面に造り付けた事例です。

あの3.11に起こった東日本大震災の時に何枚か割れてしまったのをきっかけに割れずに、しかも簡単に着脱でき全てを飾る方法が無いものかとあちこちで業者さんを探していたそうです。お知り合いの紹介ということでご縁を頂き計画を進めることになりました。

飾る枚数は、ご高齢と言うことから後20枚程度プラスしておけばあの世にいくだろうなどと笑い話をしながら検討した結果、126枚まで詰め込むことで製作を開始しました。

できあがりが下の写真です。限られた住宅のスペース。迫力満点です。
ぜひ、長生きをして頂き枚数を増やすにはどうするかを一緒に考えたいなと思いました。

クリスマスプレート専用飾り棚

クリスマスプレート専用飾り棚

プレートを飾る方法を検討するために現寸模型を作りいくつかの飾り方を検討した結果、L型の玉突きフックで白いタイプを楽天市場で見つけ、このプレートに合うサイズを探し、写真のようなかたちになりました。プレートを飾らないとこの白い金物が目立つのですが、プレートを飾ると絵柄の白と消し合う効果があり、あまり目立たなくなります。なにより、クルッとひねればプレートを取り出すことができるので非常に飾りやすく、しかも、4点で止めているので地震にも強いだろうと予測しています。

でも、もう地震が来ないことを祈ります。

なお、以下は、ロイヤルコペンハーゲンのオンラインショップで記載しているイヤープレートの説明です。

Year Plate Backnumber 1908~2009
イヤープレート バックナンバー 1908年~2009年

ロイヤル コペンハーゲンのイヤープレートは、1908年に初年度版が作られてから、一枚も欠かすことなく現在まで毎年制作されています。1908年当時と変わらずコバルトブルーの陰影を美しく表現するアンダーグレイズ技法で制作されています。100年以上という年月の間には様々な歴史があり、ロイヤル コペンハーゲンのイヤープレートは人々の想いを映し出してきました。
クリスマスプレートとは、一年に一度クリスマスの時に、主人がご馳走を盛ったプレートを使用人に贈る習慣があり、使用人たちがそのプレートを壁にかけて飾ったのが始まりといわれています。また、日本ではイヤープレートとして親しまれているブルーの絵皿は、デンマークではクリスマスプレートとして制作されてきました。
ロイヤル コペンハーゲンのイヤープレートを制作する型は、その年に生産が終わるとすべて壊されるため、翌年以降は同じプレートは作ることができません。現存するプレートは制作当年中に発売したものだけになります。

キングサイズベッド

シングルロングサイズのマットレスをダブルで置けるキングサイズベッドです。

現在使用しているマットレスを今しばらく使用したいとのこと。新しく移るところがマンションで今より狭くなるので、後々通常の長さに戻したいとのことから簡単なサイコロ状の詰め物を足してこんなかたちになりました。

すのこは、耐朽性、抗菌性の極めて大きい米ヒバを採用しました。米ヒバは、日本のヒバよりもヒノキチオールの含有量が多く、水や湿気に強い木材です。しかも加工が容易で接着性も良く、値段も安価なことから何かと重宝しています。ただ、家具として表に出すことはありません。下地材や構造材として、もしくは木目を見せない塗装の下地材として使用するようにしています。

表の材は、ブラックウォールナット材です。無垢では重く反りやねじれの原因になるので高圧縮のLVLという材料を下地に厚突きの突き板を貼った化粧板を使用しています。塗装はポリウレタン塗装でツヤは無しにしました。

ベッドの場合大きいので全て組立式にするのが基本です。そのための付属金物がいろいろ充実しています。特注でもスプリング効果のあるスラッツフレームなどを使用したものや介護に便利なリクライニングタイプも製作が可能です。
一昔前と違って私たちにも手軽に輸入家具部品が手に入る時代です。

既成品でできるモノは多分ほとんどのモノが製作可能であると思います。

DSCN2350

 

下の写真は、実際に納まったところです。

壁のワイドいっぱいのヘッドボードに両サイドがナイトテーブル。後ろにあるコンセントをこのサイドテーブルに振り分けています。

足下には、チェストを置き天板にモニターを設置する予定とのこと。

寝ながら何でもできそうですね。

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ナラ無垢天板の洗面化粧台

こうして投稿した記事を眺めていると、キッチンや洗面台など水廻りの天板を無垢板で作る仕事が多かったので驚いています。リスクが大きいためメーカーでは技術があったとしても受けるところを見つけるのは難しいとの事。お客様からよくそう言われます。

水廻りで問題となるのは、材に浸透しないようにする為の塗料と反らない為の加工です。

塗装は2パターンで、材をコーティングしてしまうポリウレタン樹脂による塗装と材に浸透させるオイルによる塗装です。素材感を大切にしたいと思えばオイル。そのかわり、馴染むまでは定期的にオイルを塗布して手入れをする必要があります。良い感じにするには手間がかかる訳です。最近では、これら2種の流行の紆余曲折を経て、手間のかからないウレタンによる塗装が主流になりつつあるようです。10年前のウレタン塗料に比べると数段自然な風合いに近づいています。

反らない為の工夫としていくつかありますが、通常は吸い付き桟といって、奥行き方向に45ミリ×60ミリ程度の角材を蟻溝を突き天板に組み込ませる方法をとります。だいたい90センチ間隔で吸い付き桟を組み込みます。のりは付けません。蟻に突く事で天板の奥行き方向の動きを確保しつつ反りのみに対応するようにしています。

洗面化粧台

 

撮影に気を取られ、手前に設備屋さんの工具がおいてあるのに気がつきませんでした。ご愛嬌としてお許しください。

機器の存在を隠すためのAVボード

両サイドの建具に合わせ、全体的な和モダンを維持するため、メカニカルな機器は一切見せないAVボードです。

ここはシアタールーム。デッキやスピーカーは、正面下の縦型スリットの中に納めています。

それぞれ扉になっています。

素材はサランネットなので、リモコンの電波も通す仕掛けです。

縦桟は、ナラ材を二つに割りわざわざV字カットした部材を雄雌作り、サランネットを挟むカタチでたるまないように突っ張りを加えています。
文字ではイマイチイメージできないかな。

まぁ、見た目以上に手間がかかっているわけです。

なお、この壁の裏には、エアコンも仕組まれおり、吹きだし口が両サイドに設置してあり、ルーバーで斜め前に吹き出す仕掛けを作っています。

餅路上に見えるのはスクリーンです。無くても美しい漆喰の壁に映し出して見ることが可能です。

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