水屋箪笥風のビジネス用具収納箪笥

一昨日ご紹介したTVボードの対面にある箪笥です。

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この前に座卓があり、ご主人がデェ~ンと腰を据えるわけです。
後ろを向くとこの箪笥があり、この中に仕事に関するあらゆる資料や道具が入ることになります。収納するものは全て採寸し効率よくどこに何を入れるかを計画してカタチにしています。

材料は欅の総無垢ですが、背板はご主人の持っていた雷神木という材料をそのまま使用しました。

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無垢材で製作するには、板になっているものでも再度挽き直しという作業をします。のこを入れると再び動くので、再度2~3週間程度乾燥させます。

抽斗の廻りの黒いのは黒炭を使用しています。俗に「ヒモ」と呼んでいます。抽斗の前板は、ご覧の通り貴重な玉杢材です。もったいないので必要十分な厚さ、今回は、5mm程度の厚さにして下地のも少し粗い目の同材に張り付けています。その小口をふさぐために使用します。ただ、まわすだけでは面白くないので、一つのアクセントとして別材を練付けするわけです。接着剤は、もちろん膠(にかわ)を使用します。

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今は、このような仕事を頂けることがほとんどありません。このような機会を頂けたことにたいし、本当に感謝しております。