欅杢の未来予想図-その3

以前、欅杢目の厨子を2つほどご紹介しました。

欅杢だけだと天然の限りある資源なだけに、無くなった場合の別パターンを開発する必要があると思い立った私。

という事でタモの柾目とローズウッドを交互に接ぎ合わせ葉っぱのようなイメージの扉を作ろうと試みたのが下の厨子です。

これが、なかなか難しい。このま接いだけで扉を作ると大きくそってしまう。やはり、芯を挟んで3枚張りが基本だ。

で、この斜めの方向を間違うとものすごい反り方をしてしまいます。何度かの試作してようやく形になったのがこの写真です。

ただ、これを作るのに40時間強もかかってしまうという大きな問題が立ちはだかっています。

どれも実用にはまだまだですが、時間を見つけてはこんな事をしています。

欅杢の有効利用として始めた厨子の開発、厨子という文化的な見地も加わり開発の難しさを味わっています。

ハウス型厨子

なお、平成25年度とちぎデザイン大賞に応募して入賞しています。

栃木デザイン大賞パンフレット