拭き漆で試作

ケヤキの杢目に拭き漆を施したものです。まるで後光が射しているかのような文様が浮き出てきて有難い気持ちになります。これは、厨子の扉として試作したものです。

箱形厨子-7

ケヤキの木目を最大限に生かすには、やはり漆に行き着きます。漆は、手抜きを見逃してはくれません。表面の削りの荒さや逆目などすべて拾って黒ずんでしまいます。逆に、手間をかければかけるほど、やがて出てくる輝きで、ほれぼれする表情を醸し出します。見よう見まねの我流ですが良いものを作りたい気持ちは皆と同じであると信じたいです。
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下地処理用の漆を塗った段階の欅です。
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