和風食堂うめ野さま お部屋紹介 その2

昨日ご紹介した10人席コーナーの手前は、通路を挟んで二つのコーナーがあります。

実はここの場所は、すべて土足厳禁です。フローリングの風合いがとても良かったので急きょその様になりました。ちなみにフローリング材種はチェスナット、日本で言う栗の木です。チェスナットを荒く挽き多少の逆目や波打は無視して廉価に仕上げたものです。この波打の脚触りが意外に良く土禁でいこうとなりました。

さて、通路を挟んで窓際には、欅の一枚板を3連並べたカウンターになっています。
2メートルの長さに対しペアでゆっくりと食事を楽しむことが出来ます。ガスコンセントも完備しているので気軽に鍋もOKです。

一方通路北側は4人席の簡易的に仕切ったブースが3つあります。ゆったりくつろげる空間を白樺のシルエットと間接照明とで演出してみました。

既存の空調設備を利用する関係で完全に仕切ることが難しく、どう自然な感じで表現するかがポイントでした。

目線を遮り、かつ、空調機能を満足させる高さを1650とし、この高さ以上の空間を空気が流通するスペースとして確保すると同時に、何らかの設えで空間を和ませたいと知恵を絞ったのが白樺シルエットでした。和風とは異なるかもしれませんが、松やうめのシルエットはちょっとお洒落じゃないなと感じあえての決断でした。

白樺シルエットは、厚さ12mmのMDFをレーザーで切り抜く作業を行いました。モチーフは、日光戦場ヶ原の白樺林です。ここぞというシチュエーションをカメラに摂り画像をなぞってシルエットにしレーザーで出力しました。画像を製作している傍らで鳥やリスなどの動物のシルエットも仲間に入れ子供達にも楽しんでいただけたらと一手間加えました。
それらを粒子の粗い塗料で粉っぽい塗装をして完成です。

反対のラブカウンターと通路を仕切るパーティションにも同じシルエットで遮りました。できるだけ空気をまわしたいのと、外からの見えも意識し天井と床をワイヤーで吊って空中に浮いているような演出をしました。また、足下に照明を埋込リズムを作ったのですが、効果のメンではイマイチかも(;O;)

4人ブースに使用した材はタモの柾目です。斜めに貼り分けリズムを出しました。背もたれの高さを1350mmと少々高めにし座ったときの顔がせもたれよりも上に来ることで椅子の存在感を出しました。

テーブルは、もちろん欅です。反対側の欅の兄弟です。ここにもガスを設備し気軽に鍋ができるようになっています。

それぞれの雰囲気の違うコーナーで、思い思いにおくつろぎ下さい。