欅杢の未来予想図ーその2

昨日は、少々感傷的な内容になってしまいまいした。

時代における変化の風は抗うことが出来ません。

結局、変化に対応できてこそ生き延びていけるのですから。

さて、弊社の生き延びるためのあがき、その2です。

座禅草厨子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日紹介した箱型厨子を一歩進めたデザインです。

箱本体は櫤(たも)材で、欅杢目の箱と入れ子にして開けたときの荘厳さを強調しています。

この箱の曲面は、厚さ1ミリに割いた単板を型に入れ作る成形合板という技術を採用しています。

扉は、欅杢目を3枚単板による成形合板にて製作しています。

仕上げは、櫤部分は、ソープフィニッシュ。欅杢は全て拭き漆です。

28φ径LEDの超小型ダウンライトを仕込んでいます。トランスは台下に設置しました。

 

バタフライチェア

天童木工さんで扱っている柳宗理さんデザイン、往年の名作バタフライチェア

 

 

なお、補足ですが、成形合板技術を使った製品としては、天童木工で扱っている柳宗理のバタフライチェアなどが有名です。

 

 

 

 

 

 

 

私たちは、あえて、技術を公表しています。この形にするのにとても時間がかかっています。それは、本物の材料を使用しているからです。無垢材はその設置する環境で反りの問題が大きくのしかかります。

特に銘木と謳われる杢目は材料に聞かないとその動きを読むことはできません。

それらの癖を読みカタチにすることこそが挑戦で有り、技術の粋でもあるわけです。

実際にやってみて体に染み込ませる時間がどうしても必要です。

 

次回は、扉を遊んだ厨子を紹介します。