アール型キッチン完成の巻-その4

アール型キッチン紹介の4回目です。

問題の一つだったのは、天板の仕上げ材加工です。

厚さ10mmの人工大理石ですが、10mmそのままの厚さを出すことでシャープ感を出そうと考えたのですが、この大きさをどうやって製作し、どうやって取り付けるか、運搬も含め何から何まで問題にぶつかりました。

何せ、750mm×3650mmの基本サイズの材料を4枚も使用しないと形にならないとのこと。しかも、ジョイントがシンクを横切るとのことで非常に切り回しが難しいとの話でした。その後、いろいろ検討して頂きごらんのような天板に仕上げて頂くことができたわけです。

人工大理石の優れているところの一つは、ジョイントをほとんどわからなく修正できることがあります。ですから、相当に大胆な分割形状を考え、リスクのある部分でのジョイントを避けることができたわけです。

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また、シンクも重要な要素です。無理矢理円形のシンク製作を打診しました。いろいろなリスクを検証しながら無理な予算にならないように提案もいただき苦心の二層シンクが完成しました。

後に取り付けの段になったとき、予想以上に歪みがひどく再度調整をして頂きました。

キッチンは、いろいろなエレメントの集合体です。ですから、仕事は調整することといえるかもしれません。そこが難しいところであり楽しいところでもあります。

オーダーの醍醐味は形の自由さもありますが、様々な機器類を、好きなメーカーで取りそろえることができるところにも魅力を感じます。

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